ナポレオン三世様式 パーケトリーピアキャビネット/1178-221/幅122.8/奥行34/高さ100.8cm

1178-221

1870年代、ブルボン王朝のもとで繁栄を極めたフランスは大きな節目を迎えようとしていました。

フランス革命により王座はブルボン家からナポレオンのものとなりますが、その後は短期間に入れ替わり不安定な時期が続きます。時代の波をくぐり抜け、フランス最後の君主となったのはボナパルト家のナポレオン三世でした。

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のキャビネットは、フランスの根底に流れるブルボン家の栄華を映した逸品。

ナポレオン三世の妻であるウジェニー皇后はマリー・アントワネット王妃を憧憬し、宮廷の装飾には王妃が好んだルイ16世様式を多く取り入れたといいます。シンメトリーの端正なフォルムに「王にふさわしい木」と呼ばれるキングウッドのパーケトリーと鮮やかなセーヴル・ブルーの陶板を纏ったキャビネットは、誇り高く壮麗な佇まいで宮廷のサロンへと誘います。

150年以上もの長きに渡りフランスを見据えてきた華麗なる逸品は、パンカーダ・ミュージアム・コレクションとなっております。散りばめられたエッセンスを辿りながらフランス史を紐解いていく、華やかな世界へはこちらからご案内いたします。



■フランス
■主素材:キングウッド
■推定製造年代:1870年代
■サイズ:幅122.8/奥行34/高さ100.8cm
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましてはこちらをご一読ください。


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